YMCA東とつか学童クラブ 避難訓練と熊本地震被災地支援報告会
東とつか学童クラブでは、日頃から防災意識を高めるため、月に一回、避難訓練を実施しています。
5月の避難訓練は、地震を想定し、机の下に身を隠すところから揺れが収まって外に避難するまでの流れを確認しました。
子どもたちの安全確保はもちろんのこと、指導員が連携してスムーズな動きができるよう役割分担も意識して訓練を進めました。
そして今回はいつもの訓練内容に加えて、熊本県・益城町の今を伝える時間を設けました。
4月末に当クラブの指導員が、益城総合運動公園・体育館に人的支援に行った際の体験談を写真とともにお話ししました。
倒壊した家々や亀裂の入った道路、隙間の空いた地面・・・写真一枚一枚から地震の威力と恐ろしさを感じます。
「うわぁ・・」と子どもたちも食い入るように見ていました。
避難所生活の様子やライフラインの現状の他にも、避難所内で起きたトラブルや現地の方と交わした会話から、被災地の現状をうかがい知ることができました。
質問タイムではたくさんの手が挙がり、みんなの「被災地の今を知りたい」という気持ちが表れていました。
熊本地震関連のニュースは毎日のように報道されていますが、身近な人から聞く体験談はよりリアリティーがあり、心動かされるものがあったようです。
他人事とせず自分事として常に防災意識を持ち災害対策をしておくことが、何よりも大切なことだと改めて感じる時間となりました。
(東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)