2020年6月26日金曜日

大きくなーれ!

YMCA東とつか保育園 田植えのご報告

今年も卒園児のおばあちゃんの力と知恵を借りて幼児組で田植えを行いました。
保育者たちが準備をしていると「なにしているの?」とのぞきこむ子どもたち。

そんな時がチャンス!!

「これはね、この土に植えると秋になったら大きくなって、お米ができるんだよ。 植えてみる?」と聞くと

「やりたい!」という声!  嬉しい反応です!!


保育者の願いとしては、、
・お米ができるまでにはこんなに手間をかけてできあがることを知り、恵みに感謝をして欲しいということ。
・1粒1粒大事にして欲しいこと。
・食に興味をもってもらえるきっかけになって欲しい。  ということです。

実際にこの日「やらなーい」という子たちもいましたが、そこで保育者が「やらないの? なーんだ」で終わってしまったら意味がありません。

そこで、「お米ができたらおにぎり作ろうよ! 中身はどうする?」と聞いてみると

「しゃけ」「お肉」「こしょう」と楽しいイメージをもち、期待に満ち溢れた表情で田植えに参加してくれました。

実りの秋がやってきて、今日イメージした美味しい、ほっかほっかのおにぎりをほおばる子どもたちの姿が楽しみでしかたがありません。

(YMCA東とつか保育園 保育士 時田)

2020年6月23日火曜日

花の日礼拝

YMCA東とつか保育園 花の日礼拝のご報告

6月15日(月)花の日礼拝がありました。


松江牧師さんや、保育士から今日は「ありがとうと届ける日」だというお話がありました。
「お野菜を食べられるのは誰のおかげだろう」「私たちが安心して生活できているのは誰が守ってくれているからだろう」などとお話すると子どもたちなりによく考え、
今、自分たちがこうやって日々元気に過ごせているのは色々な人たちに見守られているからだということが分かりました。
支え、支えられて生きているということを子どもたちが大きくなった時に感じてくれると嬉しいなと思います。

例年、感謝の気持ちを込めて近隣の方々にお花を届けているのですが今年はコロナウイルスの感染予防の為、違う方法をみんなで礼拝後に考えることになりました。

すると「携帯で話す」と今どきな答えが!!
「それもいいんだけど、みんなは携帯持ってないよねー。」「みんなには手があるよね。何かできないかな?」
「手で持つ!!」
「何を持とうか・・・(すらすら書くジェスチャー)」
「字を書く!!作る!!」

というやり取りを経てお手紙をプレゼントすることになりました。

みんなのありがとうの気持ちが届きますように…

募金箱も設置いたしました。ぜひ募金のご協力よろしくお願いします。


集まった募金は国際・地域協力募金として使わさせていただきます。


(YMCA東とつか保育園 花の日担当 粂川)


2020年6月15日月曜日

花の日工作 花束を贈ろう

YMCA東とつか学童クラブ:季節プログラムのご報告

6月の第2日曜日は、花の日でした。花の日とは、子どもたちが、神と人から愛され、健やかに成長するように祈りを捧げる日とされています。東とつか学童では、花の日を感謝を伝える日としてプログラムに取り組みました。


今回は花の日工作として、はながみやカラーセロファンなどを使ったカラフルな花束作りに挑戦です。低学年のお友だちは、細かい作業に苦戦していましたが、最後まで完成させることができました。


子どもたちが、お父さん・お母さんや兄弟姉妹、学校の先生など普段お世話になっている人に感謝を伝えるために、頑張っている姿は微笑ましく感じます。


これからも、子どもたちがプログラムを通して人と繋がり、感謝を伝える時間を大切にしていきたいと思います。

(YMCA東とつか学童クラブ 駒井 雄一)


2020年6月13日土曜日

トカゲ日記④

YMCA東とつか保育園 トカゲ日記④「名前がついたよ」

「トカゲって顔の横に穴が開いてるでしょ?あれが耳なんだよ」「トカゲのしっぽのところに線が入ってるけどあそこで切れちゃうのかな」といろいろな話がまた始まりました。
トカゲに興味は持っているけれど、呼び方はいつも“トカゲ”のまま… 誰かいい名前をつけてくれないかなと、観察をしていた数人に「名前ついたの?」と尋ねてみると、「うーん、、」と考える様子があったので「お名前考えてみようよ」と提案してみました。

年長組の1人が「ぷんぷんは?」とアイデアを出すと、「ぷんぷん!」となんだか納得したかのような表情のみんな。
「こないだつんつんしたらパクって噛まれたからぷんぷんがいい!」(トカゲが怒って噛んだ=ぷんぷん)との意見もありました。

みんなに浸透するにはどうしたらいいかなと保育者が考えていると、「トカゲ出てきた?」とみんなのもとにやってきた子に「トカゲじゃなくてぷんぷんだよ」と教えてあげる姿がありました。
子どもたちの間でどんどん伝えあっていき、名前は広まっていきました。

名前が決まったことで今まで以上に愛着が沸き、大切に思ってくれる気持ちが増えていくといいなと思います。


そして、みんなが登園してきたときに、子どもたち同士でぷんぷんについて知ったこと、経験したことを伝えあい、みんなで大切に育ててくれることを願っています。

(YMCA東とつか保育園 保育士 池田)

2020年6月12日金曜日

トカゲ日記③

YMCA東とつか保育園 トカゲ日記③「ミミズを食べる」

トカゲを見ていた男の子3人と保育者のもとに、「ミミズいたけどどうする~?」と、園庭にいた先生が端っこにいたミミズを持ってきてくれました。

「トカゲが食べるかな」との提案があり、トカゲさんのおうちに入れ、観察が始まりました。

トカゲの行動を見守ろうとしていた保育者に「ミミズ触ったら手を洗うんだよ」と年長さんから冷静な一言… 保育者が手を洗いに行ったその隙に「先生!トカゲが!ミミズをつかんだ!」とニュースが入りました。

急いで一緒に戻るとトカゲがミミズを咥えて食べ始めていました。
「もう食べちゃった!」「あんなに大きかったのにもうないよ」「あ、もう一匹のミミズに近づいた」「でも食べないみたいだね」「おなかいっぱいになったのかな」といろいろな声があがっていました。


ダンゴムシが食べられそうな様子を見て「ダンゴムシさんかわいそう」と言っていた年少組の男の子はどんな反応をするのかなと思っていましたが「トカゲさんおなかいっぱいになれたんだね」と優しく声をかけていて、実際に目の前で捕食を見ることで子どもたちなりに考えることがあったのかなと感じました。
食べるほうも食べられるほうも同じ命があり、命の大切さもしっかりと伝えられるようにしていきたいと思います。

(YMCA東とつか保育園 保育士 池田)