YMCA東とつか学童クラブ 国際理解プログラムー世界のあそび①
東とつか学童クラブの11月は、国際理解を深める月間として、様々な取り組みを用意しています。
世界のあそび
ミャンマー 「石かくし」
ミャンマー、みんなにとってはなかなか聞き慣れない国名のようです。
「マンミャー?」と言い間違える子もいて、大人たちの笑いを誘います。
「ミャンマーって10回言ってみてごらん」ちょっといじわるな課題を出してみると、
「ミャンマーミャンマーミャンマーマンマー・・あ!」と大苦戦。
これ、なかなか言えないんです。
ミャンマーという国名に耳慣れしたところで、ミャンマーのあそび「石かくし」の紹介です。
2チームに分かれ、1チームは横一列に座り、手から手へ石(今回はレゴを使用)を渡していきます。
このとき、実際に渡しても渡す素振りをするだけでもOKです。
最後まで渡し終わったら、もう一方のチームが、石を持っている人は誰かを当てます。
あたかも持っているかのような演技力と、その演技を見破る観察力が試されます。
石を渡すチームのみんなは、自分のところに石が回ってくるのをドキドキした面持ちで待ちます。
当てるチームのみんなは、一人一人の表情や手のおぼつかなさをギラギラした視線でよ~く観察します。
だいたいどのあたりで石が渡されなくなったかは分かるようで、見当違いな答えを言う人はいませんでした。
その個人を言い当てられた人は半数。
演技力vs観察力は互角といったところでした。
オーストラリア 「デッドチキン」
一斉に「オーストラリア!!」と正解が挙がります。
「行ったことある!」「コアラの国でしょ!」
ミャンマーとは反対に、みんなにとって馴染みのある国ということが、そのリアクションから伝わってきます。
「デッドチキン」は二つのチームが今晩の夕飯(?)のチキンを取り合います。
一列に並び、チームの隊長から呼ばれた番号の人がチキンのもとへ走り、棒でチキンを転がし、先に自分の陣地に入れたチームの勝ちです。
自分の番号を覚えてさえいれば、あとは反射神経とうまくチキンを転がせるかにかかっています。
と、思いきや、
途中、隊長が難易度を挙げて「後ろから7番目の人」と変化球!
「誰だ誰だ!?!?」と必死に順番を数え出し、大混乱!!
棒の数(=呼ばれる番号)を増やしたり、
棒を遠くに置いて取りにくくしたりと、アレンジも加え、終始大盛り上がりでした。
「もっとやりたい!!」「次はどこの国のあそびをやるの??」と早くも世界のあそびへの興味が湧いてきたようです。
来週はどこの国のあそびかな?
(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)