YMCA東とつか学童クラブでは、毎月一回、街頭募金を実施しています。
困難な生活を強いられている東南アジアの子どもたちへの支援金や、被災地の復興支援のための義援金として募ったりと、使途先は様々です。
今回は、街頭募金以外の方法で募金を集める方法を考え、クリスマスが近いということからクリスマスにちなんだクラフトを作って販売し、その売り上げを募金することにしました。
「ピース募金」というネーミングで、世界の平和のための募金活動としました。
11月末から、作品作りをスタートしました。
作品は、松ぼっくりツリー、石鹸のデコパージュ、キャンドルのデコパージュ、シュシュの4種類です。
松ぼっくりツリー
ビーズやスパンコール、リボン、マスキングテープ、シール・・・色々な種類の装飾品を用意し、
自由に松ぼっくりに飾り付けをしていきました。
とにかくたくさん飾りをつける子もいれば、シンプルだけれど色合いやデザイン性にこだわって作る子もいました。
カラフルでにぎやかな見た目の松ぼっくりツリーがたくさん完成しました。
石鹸・キャンドルのデコパージュ
デコパージュはみんな初体験だったようです。
ペーパーナプキンとデコパージュの専用液があるだけで、とっても簡単にとってもかわいいオリジナルの石鹸とキャンドルができあがります。
上手に仕上がるコツを掴むと、「もう一個作る!」と、夢中になって取り組んでいました。
シュシュ
シュシュはかぎ編みで作るのが一般的ですが、今回は小学生のみんなでも簡単に作れるように、輪ゴムとストロー、毛糸で手軽にできるシュシュ作りをしました。
白、ピンク、むらさき、黄色、水色の4色があり、作っている段階から「かわいいから全色買う!」と女の子たちに大人気でした。
みんなのがんばりの末、作品は2週間で計200個以上できあがりました。
みんなのお父さん、お母さんがお迎えにくる時間帯に作品を並べて、学童クラブのみんなが売り子さんとなり、元気に募金の呼びかけをしました。
「おじいちゃん、おばあちゃんにもあげよう。」とたくさん買ってくれるお父さんや、
「これみんなが作ったの?上手だね。」と作品を褒めてくださるお母さん。
募金期間中のピース募金ブースはにぎやかに盛り上がりました。
募金活動はYMCA東とつか学童クラブ以外にも近隣のYMCA東とつか保育園にも協力をしてもらいました。
学童クラブでは28,850円、保育園では9,200円の売り上げがありました。
二箇所の売上合計金額から材料費を引き、25,738円が募金となりました。
みんなの気持ちが募金へと繋がり、作品を手にしたお父さんお母さん、がんばって作った子どもたち、みんながハッピーになる募金活動となりました。
(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)