1月は、昔あそび検定を実施しました。
けん玉
紙コップ、タコ糸、アルミホイル、テープで作ります。
小・大、二種類の大きさを上下に貼り合わせ、小皿と大皿を作ります。
アルミホイルを丸めて作った玉をタコ糸につけて、皿の中心部につけるとけん玉の完成です。
大皿・小皿は挑戦者のほとんどがクリアできました。
みんなが苦戦したのは、小皿から大皿に入れる“もしかめ”でした。
180度手首を返し、返した後の紙コップが水平になっていないと玉は入りません。
この手首の返しがなかなか難しいようで、ここまで順調に級をクリアしてしてきた子も、もしかめ成功への壁は高かったようです。
学童クラブにやってきて、荷物を置いたらすぐに練習を始める子がいたり、
毎日コツコツ練習を重ね、上達していく子がいるなど、
学童じゅうでけん玉特訓に励む姿が見られました。
中には1級のもしかめ5回をクリアし、特2級のもしかめ10回を達成する子もいました。
羽子板
牛乳パック、割り箸、テープで作ります。
牛乳パックを切り開き、表面が台形になるように折ります。
持ち手の割り箸をテープでしっかり貼り付けると、あっという間に羽子板ができあがります。
羽の代わりにアルミホイルを丸めた玉を使ったのですが、この玉の形が上手く続くための大事なポイントでした。
いびつな形だと変な方向に飛んでいってしまうので、きれいな丸の形を丁寧に作ります。
また、小さすぎるとキャッチしにくく、大きすぎるとあまり跳ねません。
こちらはけん玉以上に苦戦する姿が多く見られました。
なかなか相手のところにうまく玉が飛んでいかないのです。
うまく続けるコツは相手の取りやすいところに玉を届けようとする思いやりだと気づき始めると、少しずつ連続して続けることができてきました。
目標に向かってがんばって練習する姿がとてもほほえましく、
リーダーたちも「がんばって!」「やったー!できたね!」「すごい!!」「おめでとう!!」と、
がんばるみんなを全力で励まし、褒め、応援しています。
(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)