Yリンピックとは、横浜YMCAのアフタースクール(学童クラブ、キッズクラブ)で行うYMCAのオリンピックです。
全クラブが同期間、同種目に挑戦し、記録を競います。
二週目の種目は<立ち幅跳び>です。
床に長さが書かれたテープを貼り、まずは一人ずつ練習です。
スタートラインからジャンプ!
跳べた長さを測りますが、この記録がすごいのか普通なのか分かりません。
そこで、全国の小学生の平均値をテープで貼り、その数値を目標に練習していきました。
すると、みんな思いのほか簡単に平均値を超えた記録を出していきます。
そのことがモチベーションになったようで、1年生の子が3年生の平均値を超えたことに喜んだり、
3年生が6年生の平均値を目標に繰り返し挑戦したりしていました。
個人競技ではありますが、遠くまで跳べた子がいると、「すごーい!!!」と歓声が沸きみんなで一緒に喜ぶ様子が見られました。
「リーダーもやってみて!!」
子どもたちの期待の眼差しを受け、引いた線の先端を超えんばかりの記録を出すリーダーもいました。
リーダーから、立ち幅跳びのコツを教えてもらい、
・腕を後ろに引き、足の蹴るタイミングと合わせて前に振り上げる
・重心を後ろにしないようにする
の二点に気をつけて、期間中、何度も何度も挑戦していました。
回数を重ねるごとにコツが掴めてきたようで、記録を更新してうれしそうに報告にきてくれる子が日ごとに増えていきました。
残念ながら、他のクラブの記録を超えることはできませんでしたが、日々、自分自身の記録が更新されていくことに満足しているようでした。
(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)