ピンクシャツデープログラム①では、カナダの学校であったピンクシャツデーのはじまりとなったお話をリーダーが劇にして紹介しました。
今回は、子どもたちの普段の生活の中でも起こりうる3つのシーンをリーダーが寸劇で披露し、その後のあらすじを自分たちで考えるというワークをしました。
①遊びに入れてもらえない
②帰り道で一人置いていかれてしまう
③物を隠されてしまう
登場人物は、いじわるをしてしまう二人の子と、そのいじわるを受けてしまう子、その様子をそばで見ている子の4人です。
「もしあなたが、様子をそばで見ている子の立場だったらどうする?」と問いかけ、
「自分ならこうする」のセリフと行動を考えて実際に演じました。
「他のお友だちと一緒に『やめなよ』と声をかける」
「リーダーに相談する」
「お母さんに話す」
など様々な意見が挙がりました。
自分たちの生活の中でも起こるかもしれない事例を客観視すること、
その中に実際に入って主観的に演じてみること、
その二点を体験してもらいました。
「何も言えずに見ているだけになってしまう」という意見がすごく多かったことが印象的でした。
それは子どもたちの素直な意見であり、だからこそ私たち大人の見守りの必要があることを改めて感じさせられました。
(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)