YMCA東とつか学童クラブ 建築プログラムのご報告
学校で建築を専攻しているワイルドリーダー。
得意分野を生かし、学童クラブで『ワイルド建築事務所』を開講しました。
1日目 カプラで家づくり
建築の楽しさを身近に感じるために、カプラで家やビルを組み立てました。
設計図やお見本を見ながら作ったり、自分の想像力や創造力に任せて自由に作ったり、夢中になって取り組みました。
2日目 理想の家ってどんな家?
自分の家…どこにどんな部屋がある?思い出せるかな?平面図というものに、みんななかなか馴染みがないようで、
頭の中ではイメージできている自分の家を、図にして表そうとするとなかなかうまく描けません。消しゴムを多用して、何度も描き直していました。
自分の家が描けたら、今度は「こんな家に住みたい!」を描きました。
プールがある家、お姫様のベット…みんなの夢が広がります。
3日目 家を組み立てよう
3日目はペーパークラフトで家の模型を作ります。
たくさんあるパーツをカッターで切って貼り合わせます。
細かい作業のため、建築事務所内はシーンと静まりかえり、みんな集中していました。
手先が器用な子も、なかなかうまくカッターが使えない子も、それぞれが一生懸命取り組み、90分ほどかけて家の模型を完成させました。
4日目 スチレンボードで本格模型製作
最終日の4日目はスチレンボードと専用糊を使って本格的な建築模型製作に挑戦です。これは、ワイルドリーダーも建築の授業で実際にやったことがある作業とのことです。
手順が書いてある説明書やリーダーによるヒントはありません。完成品を見ながら自分で考えます。
専用糊は空気に触れるとすぐに固まってしまうため、まずはどこにどのパーツを貼るか考えてから貼りつけていきます。
「こうかな?」と隣のお友だちと相談し協力しながら進めていき、完成品に引けを取らない立派な建築模型ができあがりました。
保護者からも好評だったワイルド建築事務所。
ワイルドリーダーは4月から社会人のため、ワイルド建築事務所は閉所してしまいますが、今後もリーダーの得意なことを活かして、プログラムの幅を広げていきたいと思います。
(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)