2017年2月25日土曜日

みんなの良いところ、知ってるよ!

YMCA東とつか学童クラブ ピンクシャツデープログラムのご報告③

2/22(水)、ピンクシャツデー当日。

14時半頃になると、いつものようににぎやかな声が聞こえてきます。

「ただいまー!」の挨拶とともに、

「ピンク色の服着てきたよ!」
「ほら見て、ここもピンク、これもピンク!」

と、ピンク色のものをアピールをしてくれる子がたくさんいました。

中には、学童クラブに来てから、持ってきたピンク色のシャツに着替えてくれる男の子や、洋服はもちろん、靴下から髪ゴムまで全身ピンク色の女の子もいました。




「お友だちの良いところをたくさん見つけて、お互いプラスな関わりができたら、きっといじめは起こらないよね。」


そんな思いから、ピンクシャツデー当日は、お友だちの良いところ探しをしました。


ピンクのシャツにお友だちの良いところを書いてプレゼントしました。


ピンクのシャツいっぱいに文字が敷き詰められていて、一枚一枚にあたたかい気持ちが込められていました。


みんなの前でピンクシャツ贈呈式をしました。
自分の良いところをお友だちに発表してもらい、照れながらもとてもうれしそうな様子でした。


お父さん、お母さんのお迎えが来るまで、お友だちからもらったピンクシャツを、ずっと首にかけている子もいました。



みんなそれぞれに良いところがあるんだね。

お友だちもリーダーもちゃんと知っているよ。

(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)

2017年2月22日水曜日

「いじめをなくそう!」

YMCA東とつか保育園・ピンクシャツデーのご報告

今日はピンクシャツデーでした。
昨日掲示をしたので、たくさんの子どもたちが朝からピンクの洋服を着てきてくれました。
「いじめをなくそう!」職員だけでなく保護者の方の意識も高く、協力してくださった事を嬉しく思いました。
みんなのこの笑顔!!笑顔で日々過ごせますように…

YMCA東とつか保育園 粂川 千代 

2017年2月16日木曜日

ロールプレイ「あなたならどうする?」

YMCA東とつか学童クラブ  ピンクシャツデープログラムのご報告②

ピンクシャツデープログラム①では、カナダの学校であったピンクシャツデーのはじまりとなったお話をリーダーが劇にして紹介しました。

今回は、子どもたちの普段の生活の中でも起こりうる3つのシーンをリーダーが寸劇で披露し、その後のあらすじを自分たちで考えるというワークをしました。

①遊びに入れてもらえない
②帰り道で一人置いていかれてしまう
③物を隠されてしまう


登場人物は、いじわるをしてしまう二人の子と、そのいじわるを受けてしまう子、その様子をそばで見ている子の4人です。

「もしあなたが、様子をそばで見ている子の立場だったらどうする?」と問いかけ、
「自分ならこうする」のセリフと行動を考えて実際に演じました。


「他のお友だちと一緒に『やめなよ』と声をかける」
「リーダーに相談する」
「お母さんに話す」

など様々な意見が挙がりました。


自分たちの生活の中でも起こるかもしれない事例を客観視すること、
その中に実際に入って主観的に演じてみること、
その二点を体験してもらいました。



「何も言えずに見ているだけになってしまう」という意見がすごく多かったことが印象的でした。
それは子どもたちの素直な意見であり、だからこそ私たち大人の見守りの必要があることを改めて感じさせられました。

(YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)

2017年2月15日水曜日

ゆきにもまけず!

YMCA東とつか学童クラブ 2月 街頭募金ご報告


もうすぐ東日本大震災から6年が経ちます。
横浜YMCAでは継続して東北支援のための募金活動を行っています。
2月10日(金)には東とつか学童クラブでも街頭募金を行いました。
昼過ぎから急に雪模様となり中止も視野に入れましたが、
小降りになったところを見計らって駅前の屋根のある場所へ。


再び雪が降り始め冷え込みも強くなるなか、大きな声で募金を呼び掛けてくれました。

雪が軒下まで強く吹き付けてきたため20分ほどの活動となりましたが、
子どもたちの熱意が伝わったのか、短いあいだに9281円の募金が集まりました。


YMCA東とつか学童クラブ 五十嵐 義浩

2017年2月13日月曜日

いじめをなくそう!

YMCA東とつか保育園・ピンクシャツデーのとりくみについて

今月22日はピンクシャツデー(世界的いじめ反対運動)です。いじめに対して意識を持ち、どうやったらいじめのない社会ができるかを保育園でも考えていきたいと思っています。
先週から廊下に掲示をし、子ども・保護者・保育者がいじめについての考えを貼り出したり、今日の幼児クラスの礼拝では、保育者の劇を見ました。
ピンクのシャツを着ている子がいじめられ、それを見た仲間が全員ピンクのシャツを着ていじめをなくそうとしたという実際の内容をやってみました。終わった後「皆はどう思った?」と保育者が問いかけると「○○先生は嬉しそうだった!!」などと、助けてもらった人の気持ちなどを考える事ができました。小さいうちから相手の事を思いやったり、自分には何ができるかを考えられる良い機会となりました。
22日はみんなでピンクのシャツを着て、いじめのない世界を作られるよう、働きかけていきたいと思います。
YMCA東とつか保育園・粂川 千代

2017年2月10日金曜日

ピンクシャツデーってなぁに?

YMCA東とつか学童クラブ  ピンクシャツデープログラムのご報告①

ピンクシャツデーは、カナダの二人の学生から世界に広がったいじめ反対運動です。
横浜YMCAはこの運動に賛同し、毎年2月にピンクシャツデープログラムを実施しています。

東とつか学童クラブでは、ピンクシャツデーの導入として、ピンクシャツデー運動が誕生したカナダの学校で起きた出来事を、リーダーによる劇で紹介しました。

ピンク色のシャツを着て登校した男子学生。

「男がピンク色のシャツを着ているなんて気持ち悪い!」
と、先輩たちのいじめの標的になってしまいます。

いじめに遭っていることを知った二人の学生がみんなに呼びかけて
学校中はピンク色のシャツを着た人であふれました。

「みんなはこのお話を聞いてどう感じた?」
「勇気があるなと思った」「みんな一緒ならこわくないもしれない」

運動を起こした二人の学生は、いじめの加害者に直接何かを言ったりするのではなく、自分たちの行動や表現で、間接的にいじめ反対の意思表示をしました。

相手を変えるのではなく、自分たちが変わる。原動力は多くの仲間の存在。
そんなことを教えてくれた、このユニークな運動がとてもすてきだと感じています。

劇の後は、「いじめってなんだろう?」を一人ひとり紙に書きました。


「やなことをすれば何でもいじめ!」

「みんながとってもかなしんでいるのをひとはわらう。そんなもののようなそんざいはぜったいしてほしくない」

「なんでそんないじめをしたいのかな~。ウラオモテ、色とせいべつかんけいない!」


一人ひとりが考える“いじめとは何か”が伝わってきました。


YMCA東とつか学童クラブ 渋谷 萌子

2017年2月3日金曜日

富士山ありがとう!

YMCA東とつか保育園・冬キャンプのご報告

先週末、年長児が富士山YMCAへ2泊3日で冬キャンプに行ってきました。
初日は大草原の中、かけまわり、思いっきり遊んでいました。
そして、15時のおやつで焼き芋、みかん焼き、りんご焼き、バナナ焼きをしました。
更に、自分で枝を探してきて枝の先をやすりで砥いで、マシュマロをさして焼きました。どれもおいしくって、思わずこんな顔!とろけそうですね。
2日目は水ヶ塚まで行き、そり遊びをしました。最初はどうやって登るのか、どうやって滑るのか悩んでいましたが、あっという間に慣れ、うつ伏せで滑ったり、逆向きですべったり、
思いっきり遊んでいました。1人で乗っていたのが、いつの間にか友だちや保育者と二人乗りをして、「キャー!!」「楽しい!!」「もう1回一緒にのろう!」と一日そりをしてもまだまだやりたいようでした。
富士山YMCAに着くと、園長先生が!!「えんちょうせんせー!」と言って、たこあげやハンモックで遊んでもらったり、男の子は一緒にお風呂に入ってもらいました。たくさん遊んで、お腹がすいたのか、夕飯はぺろっと食べてしまいました。
夜のキャンドルファイヤーは眠そうでしたが、大好きなキャンプソングやゲームをたくさんして、大盛り上がり。「ビスケットリーダーのギターうまかったよね。」なんて言っていました。
最終日は3日間使わせてもらったお部屋の掃除をし、閉村式をして終わりました。ごりらリーダーの「みんな、自分の事は自分でできたかな?」という質問に「できた!」と自信をもってこたえていました。そういえば、開村式の時にビスケットリーダーに言われたっけ…「キャンプの時は、自分の事は自分でする事!」と。しっかりみんな約束を守って、最初はできなくてもだんだん出来るようになりました。きっと自信がついたんでしょう。保育園生活もあと残り2か月もありませんが、この自信をもち、小学校に行ってほしいと願っています。

みんなで富士山つかもうよ!えいっ!」


YMCA東とつか保育園 前田 桂子