仙台青葉祭り参加・東日本大震災被災地訪問報告
5/18(土)~5/19(日)に仙台青葉祭り参加・東日本大震災被災地訪問をしてきました。
横浜YMCAでは2011年東日本大震災以降、被災地支援を行い、
仙台の「まつり宝山」と交流を持ち、園児が仙台すずめ踊りを踊ってきました。
今回は職員が青葉祭りに4度目の参加をし「まつり宝山」と一緒にすずめ踊りを踊りました。
今年は青葉祭り40周年ということで、93万人の人出でとてもにぎわっており、
コロナ禍以前の状態に少しずつ戻ってきていました。
東日本大震災から13年が経ちますが、いまだにつながりを持ち、
交流が出来ている事を嬉しく感じています。
今後も引き続き交流していきたいと思っています。
2日目は被災地訪問で石巻市震災遺構「大川小学校」「荒浜小学校」へ行ってきました。
「大川小学校」では以前講演会をしていただいた佐藤敏郎さんたちが
お話しをしてくださり、防災の大切さを語ってくださいました。
裏山に逃げた子たち数名は命が助かりましたが、校庭で待つように言われ、
待っていた子74名は津波に巻き込まれ亡くなってしまったそうです。
渡り廊下が津波で崩れています
「未来を拓く」というのが大川小学校のテーマだったそうです。
未来を拓く為に、私たちが今何ができるのか、考えていく事が大切です。
災害が来た時にどのように自分たちが動いたら良いか
あらかじめ決めておくことが大事であり、その時に自分たちで考え
行動できることが大事だという事でした。
子どもたちを守れるのは私たち大人ですが、子どもたち一人ひとりが考えて
行動できるように育てていくのも私たちの仕事だと感じました。
「未来を拓く」ために、これからも伝え続けていきたいと思います。
前田