幼児クラスでは毎週月曜日に礼拝の時を持っています。
今から9年前の3月11日14時46分に起きた地震、津波によって多くの町や家がなくなり、たくさんの方の尊い命が失われました。また、原発事故により自分の家を離れなくてはならない方も多くいました。
そして9年経った今もなお悲しみ、苦しみ、困難の中にいる方がたくさんいます。
今保育園に来ている子たちが産まれる前のこと。小学校でも記憶に残っている子たちも少なくなってきたのではないでしょうか…
テレビや新聞でも3月11日前後以外ではほとんど報道もされなくなってしまいました。
それでもあの大災害を忘れず、風化させないために伝えていくことが今私たちに出来る事なのかなと思います。そして、年長組がスポーツデー(運動会)で行っている「すずめ踊り」も復興支援、忘れない取り組みの一つです。
おうちでももう一度災害時にどうするか等話し合う機会になればいいなと思っています。
苦しみ、悲しみの中にいる方たちが少しでも傷が癒えるようお祈りいたします。
(YMCA東とつか保育園 保育士 杉﨑)