2016年6月3日金曜日

「いつかせかいをしあわせに」

YMCA東とつか学童クラブ  「世界一大きな授業」実施報告

いつかせかいをしあわせに

          せんそうをやめ
 
               いつもげんきににこにこいられるように


「世界一大きな授業」後に、一年生の子が書いた感想です。


「世界一大きな授業」とは、世界の教育の現状を世界中で同じ時期に学び、教育の大切さについて考える世界規模のイベントです。公式HP(http://www.jnne.org/gce/

実施期間の5月に、東とつか学童クラブでも「世界一大きな授業」を開講しました。

聞きなれないプログラム名に子どもたちは「世界一大きな授業って?何やるの??」と、
授業開始前から興味津々の様子でした。

世界には、小学校に通えない子どもがどのくらいいる?世界には、文字が読めない大人がどのくらいいる?
日本の小学校とカンボジアの小学校のちがいは?

普段考えたこともないような問いかけに、少し困惑した様子もありましたが、
小学校に通うことができない理由を想像してみたり、写真を見て日本の小学校にあってカンボジアの小学校にないものをみんなで見つけたり、一人ひとりの積極的な姿勢を見ることができました。


参加型の劇も行い、文字が読めないことの不便さやこわさを、楽しみながら学びました。 

「世界一大きな授業」を受けて、感じたことを一人ひとり自分の言葉で、思いを表現しました。
学校にいけない人たちがおおぜいいる。わたしたち、ぼくたちが学校にいけてるのはとてもうれしいことだったんだ。あそびたいそんなきもちもあるけどしっかりべんきょうして学校にいけない人たちに学校へいかせてあげたいです。そしてともだちをいっぱいつくってほしいです。(2年生)
ぼくができることは、せんそうをなくすことをてつだったりすることです。
こんかいのべんきょうをして、今まで学校はいやだと思ってたけど、ぼくは、学校にいけてしあわせだなぁと思いました。(3年生)

せんそうのお金が学校のお金より何倍も多いのがびっくりした。せんそうにつかうなら学校に行けない人が学校に行くほうが平和。(4年生)


「めんどうだけど、明日からちゃんと宿題やらなきゃ!」
そんな子どもらしい声も聞こえました。

それぞれが、世界について教育について、気づき、考える時間になったことと思います。

(東とつか学童クラブ 渋谷 萌子)