2021年7月28日水曜日

毎週水曜日は‥

 YMCA東とつか保育園 ピンクシャツデーの活動報告



「ピンクシャツデー」は、2007年、カナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。

ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。

このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日をいじめについて考える1日「ピンクシャツデー」として、YMCAでは様々ないじめ反対運動を行っています。

今年度のピンクシャツデーは、2022年2月23日水曜日です。


東とつか保育園ではいじめの問題は日々の生活と密着していることから、毎週水曜日を「ピンクシャツの日」とし、職員は意識的にピンクシャツを着たり、ピンクの物を身につけたりしながらいじめの問題を日々意識して考えていくように心がけています。

ここ数年間活動を続けてきたことから、保護者の方に賛同していただいたり、子どもたちのなかにも「きょうは、ピンクシャツのひだからピンクのふくをきてきたよ!」と声が上がったりすることも増えてきました。


いじめはいけないことと伝えるだけではなく、お友だちっていいね、優しくしてもらうと嬉しいね、などと日々の生活から、友だちや仲間の大切さに気が付けるような関わりや活動をしていきたいと思っています!

みなさんも、毎週水曜日はピンクの物を身に着けて、いじめの問題について一緒にアクションを起こしていきませんか?


(YMCA東とつか保育園 ピンクシャツデー担当 島野)