YMCA東とつか保育園 5歳児 秘密基地作り
クラス全員でキャンプごっこを園庭で行なう等、最近は自然物と関わる遊びに火がついている5歳児クラス。
ある日朝の会で子どもたちに「今日はどこに行きたい?」と質問をしてみると「上品濃公園にいきたい!!」と全員揃って元気な返事が。
こどもたちは何をしようとしているんだろう?と保育者もわくわくしながら公園に向かいました。
公園に到着するとすぐに「どんぐり山にいきたい!」「秘密基地があるの!!」と目をキラキラさせながら伝えてくる子どもたち。すぐに向かってみることにしました。
どんぐり山に登ると子どもたちは列を組み、山の中を散策し始めます。
秘密基地に使えそうな物を見つけると先頭の子に伝え、素材を集めるなど細かい連携もばっちりです!
進んで行くと大きな木が沢山集められている場所が… 子どもたちには宝の山です。
「これを秘密基地の柱にしよう」そう1人が言うと、みんなでベースキャンプに木を運び始めました。
狭い道もお互いに声を掛け合いながら協力して運ぶ子
ベースキャンプにずっといて、木を置く場所を指示しバランスのいい基地を作ろうとする子
友だちが見つけてきた木を「よくみつけたね。すげー!!」と褒めている子
さらには登りやすそうな木を見つけ、竹を乗せてツリーハウスを作ろうとする子まで現れました。
それぞれが自分の役割を見つけていることにとても成長を感じました。
保育者が子どもたちに活動を任せ、見守ることで子どもたち自身でのびのびと活動を発展させていくのだと改めて気付くことができました。
以前は全員で関わることも少なかったこの子たちも友だちの楽しさ、大切さに気付き始め関わりが深まっているように思います。今後もさらに活動を重ね互いの理解を深められるようにしたいと思います。